尚…あたし別に他の人を好きになった尚を恨んでないよ。 人の気持ちだもの。 変化なんて誰にでもある。 じゃないと離婚する人なんていないよ。 でもね、こんな言葉をあたしはやっぱり言えないや。 だって、あなたがあたしの元から去って行った事実はやっぱり辛かったから。 だから、あなたの謝罪に何も言わなかったのはあたしなりの意地悪。 「あー涙なんて早く止まっちゃえ」 電車が来るまで30分。 ベンチに座ってこれからの未来でも考えようかな。 さっきとは違う気持ちで改札口に入った。