-愛莉-

わぁ、目がはれてる…

久しぶりにあんなに泣いたからなぁ。

顔洗ってこよ。

「お兄ちゃん、おはよう」

琉生「はよ」

なんか気まずいな…!

琉生「もう大丈夫か…?」

「あ、うん!!」

琉生「ん、よかった」

ほんと優しいなぁ、お兄ちゃん。

お兄ちゃんがいなかったら

私、今どうなってたのかな。

「いってきまーす!」

琉生「いってらっしゃい」



はぁ、学校やだな。

___ガラッ

私は教室のドアを開けた。
と、同時にみんなの視線が私に向いていた。

なんなんだよ。
感じ悪いなぁ。

?「なぁ、お前ってあの美少女の
愛莉なのか!?」









…え?