孤独な最強姫Ⅰ

隼人「俺たちは全国№1の水龍だ」

…誰も聞いてないんだけどなぁ。

「へぇ。」

潤「え!?
そそそそれだけ?」

うん、そがおおいよ。

「わーすごいねー(棒読み」

海斗「んな棒読みで言われも…」

なんなんだよ。
ていうか、絶対私の方が強いよね。

愛華「ねぇねぇ、愛莉!
なんでそんな地味な格好してるの?」

「地味だから?」

愛華「…」

蘭兎「というか...愛莉というの名前。
どこかで聞いたことあるんですよね」

ギクッ

龍兎「それって誰とでもヤってる、
って噂の奴ぢゃね?」

…私はヤったことありませんが。

「へぇ、それは素晴らしい女の子で」

うん、自分のこと褒めたよ私。

海斗「こんな地味でブスな奴が
あの美女と同一人物ってのはありえねぇな」

「私はどっからどうみても
私ですけど」

潤「だよね~。
でも、あの女と同じ名前って
かわいそう」

隼人「確かにな。
俺、あの女大嫌いだし」




誰も私の中身を見てくれない

私に

心は...感情は

必要ないのですか...?