今さらなのよ!



「何がかわいいのよ!こんなハレンチなことが挨拶とかいう人に。」



「女の子として傷ついたか・・・。そりゃすまない。
じゃ、あと1つかわいいことやって許してあげるから。」



そう言い終わらないうちに浅葱は地面に座り込んだ形のかすみの上に覆いかぶさって唇にすばやくキスをした。


咄嗟に殴り返そうとしたが両腕が動かない。



(腕が固定されてる!)



浅葱に好き放題されてしまうかも。という怖さがかすみの頭の中によぎるとき、浅葱はすばやく立ち上がった。



「どうしたんだ?・・・・・春川っ!倒れたのか?」



「あ、山野辺先生、春川くんがゴミを捨てた帰りに足をつってしまったみたいなんですよ。
それで、これから起こそうと・・・」




「あ、もういいよ。北岡先生は校長がお呼びだから、先に行って。
僕が春川を送るから。
さ、大丈夫か?」