浅葱はフフッと笑うと、いきなりかすみの思考の中へと飛び込んできた。
(そう・・・君の思ったとおり、僕は君とは敵対する人類。
いや、敵対していた人類だ。
今は双方生き残りももういないだろうがな。)
(生き残りがいない・・・って。)
(先祖が戦争してたのは知っているよね。
そして、戦争で多くの命が散って、どちらも子孫を戦争にまきこみたくないと考え始めた。
それは君たちの側だけではなかったということさ。
僕たちも同じ考えだったから、この星には双方の生き残りがいることになるね。)
(私を殺すの?ご先祖様の敵だって・・・。
あなたは危険なオーラを持ってる。
ううん・・・これって殺気?私を殺しにきたの?)
(さっきまでそんなことも思わなかったわけじゃないけど、こうやって出会ってしまうと気が変わったな。
僕は過去を引きずるタイプじゃないからね。
自分にとって無害なものなら、愚かなことはしないんだ。
だけど・・・少し攻撃してみてもいいかな。)

