好きなんだけど…





「思っちゃった訳よって…。私は「知ってる。透也のこと好きなんでしょ。」


そうそう…
私は透也のことが好きなんだよ。


「……って、なんで知ってるの?!」


「分かりやすいんだもん。だから俺は今ダメ元で告白してるの。」




そんなこと言われちゃうと、なんて返せばいいのか分からない。




「だから、友達としてでもいい。俺のこと好きって思ってほしいな?」


「………うん。いいよ。」




ごめん。

堀池くんの気持ちに応えられなくて。



でも、友達としてなら好きなんだよ?

一緒にいて楽しいんだもん。







――ガタッ


ドアの方から物音が聞こえた。

それに人影も。





「だ、誰ですか?」