プシュー 「愛美、あっちの車両に行こ。」 「はぇ?」 私たちが乗るはずの電車のドアが開くと同時に透也が私の手を引っ張って歩いていく。 その原因はもちろん、 「おっはよー!…ってなんでいなくなってんの!ちょ、待ってよー!」 ……堀池くん。 でもあなたのおかげで私は今、嬉しいよ。 だって、透也と手を繋げてる。 「愛美、ニヤけてないで、(笑)」 「えっ!バレてた?!」 「俺の愛美ちゃんとイチャイチャすんなよ透也!」 「別にお前のじゃねぇーし!」