好きなんだけど…





…………ん?


隠れ美女のちーちゃんに目をつけるとは。



なかなかの目の持ち主?



「…いった!」


頭が重い…

頭が痛い…



「透也、物の返し方って知ってる?」


「そんなの聞いたことねぇ。」


「私もないけど、たぶんこれは違うと思う。」




頭を辞書で叩くのは、暴力行為です!


だって痛いし。


「なんか、和磨とじゃれあってんの見たら、叩きたくなった。」


「…意味わかんなーい。って、もう帰らなきゃ。じゃあね!」




そう言って立ち去ろうとした時、頭にまた何かが乗った。



「じゃあな。」



それは透也の大きな手だった。