あなたは、だぁれ?

「おっ、ソウマの手作りか?」

「いえ、マミヤです。彼は和食が得意みたいですからね」

「んっ、んまい」

満面の笑みで食べ始めるマカを見て、リリスは首を傾げた。

「ここは…喫茶店も兼ねているんですか?」

「ええ、まあ…。マカの希望で、ですけど」

そう言いながらソウマは二人の向かいの席に座った。

「座敷わらしがいるようですね」

唐突に言い出したソウマの言葉に、二人はきょとんとした。

「さすが情報屋、早いな」

「あなたのことに関しては、特に。ですが本当に座敷わらしではないのでしょう?」

「学校に出る座敷わらしか…。まあアイツはそういうのじゃないだろうな」

マカは眉間にしわを寄せながら、サクヤのことを話し始めた。