六花の約束

「実夏樹様が…私を…?」

好き…?

「…今まで、誤解させたままでごめん。でも俺には君だけだ…」

…そんな…。

全部、私の勘違い?

嫌われていると思ったのも?

会ってくれなくて…話してもくれなくて。



絶対、嫌われてると思ったのに…。












「…俺の妻になってくれて、ありがとう」





実夏樹様は、そう優しく言って。




私の唇に、自分のを重ねた。





雨で濡れて、冷たいはずなのに。


実夏樹様に抱きしめられている身体と。





触れ合った唇は…






すごく、温かかった…。