六花の約束

「日海。これからも…よろしくね?」

「はい!」

「……今度は日海の番かぁ」

「ひっ、姫様!?ご冗談を…」

日海が真っ赤になって抗議するのがおもしろい。

「…あたし、応援してるから。あたしにできることはなんでも言って?」

そんなあたしの言葉に、日海は目を丸くした。

でもすぐに微笑んで、

「ありがとうございます」

と言ってくれた。

「…凜姫様、生意気を言っても、よろしいでしょうか?」

「どうぞ」

「私、凜姫様のことを妹みたいに思っております。ですからどうか…お幸せに、おなりください」

…今度は、あたしが驚く番だった。

妹…。

日海が、そんなことを思っていてくれたなんて。

「嬉しい。嬉しいよ、日海!」

あたしは思いっきり日海を抱きしめた。

「姫様?」

「大好きだよ、日海…」

「…わ、私も…姫様が大好きです…」

きっと、あたしたちの関係も…変わらないんだ。

主従関係の上に、姉妹関係、その上には…友情関係が、堅く結ばれているから。