六花の約束

あたしは杯に入ったお酒を飲む。

半分くらい残しておいて…蘭に回す。

蘭も、それを…飲んだ。

その瞬間、盛大な拍手が沸き起こった。








それから。

あたしたちの両親は仲良さげに話している。

みんな宴のように(いや、これは宴なのか?)わいわいやっている。

「凜姫様」

「…日海」

日海は瞳にいっぱい涙をためて、あたしの前にきた。

「この度は、本当におめでとうございます。私、これからもずっと凜姫様にお仕えしていきます」

「日海っ…」

あたしまで泣きそうになってしまう。

そこを日海にとめられた。

「お化粧が落ちてしまいます。せっかくお綺麗ですのに」

…だから化粧は嫌いだ。