六花の約束

…え…。

そ、そうなの?

そんなことは露知らず…。

「なんか、ごめん」

「可愛かったから、許す」

……それもどうなんだ…。

「凜」

蘭に呼ばれて、顔をあげる。









「俺、一生凜のこと守るから。ずっと愛してるから。だから…俺と、夫婦になってくれますか…?」








真剣な、でも少し不安げな蘭の表情。

そんなこと言われたら…答えなんて決まってる。




「はいっ…」

あたしが笑顔で答えると、蘭はほっとした顔をした。

「好きだよ、凜。これからも…ずっと愛してる」

「あたしも…」




こんなにも想える人、蘭以外にいない。


そんな人と出逢えて、想いが通じ合って。


あたしはなんて果報者なんだろう。


蘭…あたし、ずっと蘭のこと好きだから。


だから、わがままかもしれないけど…








蘭もずっと、あたしと同じ気持ちでいてね…。