☆凜side☆

「わぁ、雪だよ、蘭!」

「そんなにはしゃぐなよ、危ないから」

「…分かってるもんっ」




蘭と想いが通じ合って、しばらく経った。

もう真冬とでもいうべき季節。

すごく寒いんだよ…。

雪も降ってるからさ…。




「雪合戦しよう!子ども達も集めて!」

「…滑ってこけるなよ?」

「そんなに心配しなくたって…きゃあっ!?」

しゃべってる最中に……滑りました。

「っほら、言わんこっちゃない…。お前は危なっかしいんだから…」

「あ、ありがと…」

こける前に、蘭が抱き留めてくれた。

ふぅ、びっくりした。