★蘭side★
「はぁ…」
凜に嫌いだと嘘を言ってから、ずっと会っていない。
「どうしたのですか、隊長」
小太郎が話しかけてくる。
「いやな…。ちょっといろいろあって…」
「姫様ですか?そういえば、今日お見合いですね」
「だから、姫様が逃げないように見張ってるんだろ」
そう、凜が前逃げ出したから今日はそんなことないように。
…どんだけ見合いが嫌なんだよ…。
それからずっと見張っててたら、凜が袴姿で出てきた。
なんで…。
「…どこに行かれるのですか。お見合いのはずでしょう」
「……見合いはなくなった。城下町に行ってくる」
は?なくなった?
まじかよ…。
というか、城下町に行く?
なら…安全のため。
「…では、私も同行いたします」
この判断が、後で本当によかったと思うことになるなんて…。
「はぁ…」
凜に嫌いだと嘘を言ってから、ずっと会っていない。
「どうしたのですか、隊長」
小太郎が話しかけてくる。
「いやな…。ちょっといろいろあって…」
「姫様ですか?そういえば、今日お見合いですね」
「だから、姫様が逃げないように見張ってるんだろ」
そう、凜が前逃げ出したから今日はそんなことないように。
…どんだけ見合いが嫌なんだよ…。
それからずっと見張っててたら、凜が袴姿で出てきた。
なんで…。
「…どこに行かれるのですか。お見合いのはずでしょう」
「……見合いはなくなった。城下町に行ってくる」
は?なくなった?
まじかよ…。
というか、城下町に行く?
なら…安全のため。
「…では、私も同行いたします」
この判断が、後で本当によかったと思うことになるなんて…。