来る人たちの顔を睨み付けるように見た。 あんたら、荻のこと知らんのんちゃうん? ニュース見たし、知ってる人やしってだけで来てるんちゃうん? 適当に可哀想やと泣いて帰るんちゃうん? 苛立ちを隠せない。 近づいてくる荻に目を背けた。 怖い。 怖い。 「今から…火葬場な…行くんやけど、二人とも来てくれる?」 何も言わない私を見かねて、長谷部くんがはい、と言った。 広太くんは、俯き続けていた。