「好きやで。亜樹」 だけど手を伸ばしても届きはしない。 分かってるんやで。 分かってるから。 分かってても、君は遠い。 君は大きい。 「荻ぃ…」 「仲直りしよや。こっちきいよ」 追いかけてるのに。 追いかけたいのに。 距離は一向に縮まらなかった。