「待たせてごめんな。久しぶり!!」 変わらない笑顔やった。 「うん…」 彼は私の隣に腰を下ろした。 「どっから聞きたい?」 最初から分かってたんや。 私が何を聞きにここに来たのか。 「全部。はじめから」 一度大きく深呼吸をした彼はいつもより低い声で話し始めた。 「茜とはバイト先が同じやねん。茜が荻好きなんは知ってたし、応援もしてた。茜も同じで、俺の事応援してくれたわ」