あの日から、私達の間は前より縮まった。 不満は言うし、言ってくれる。 寂しいなら、側に。 楽しいなら、もっと一緒に。 日に日に付き合っていることを知られ、男子からは荻がどれくらい想ってくれていたのかを、女子からは祝福の言葉をもらった。 きっとこの頃が幸せの絶頂のような気がした。 「亜樹、おはよ」 「おはよ〜」 時々思うことがある。 私達が幸せな分、誰かは不幸なんやないんかなって。 私達が笑っている分、どこかで泣いている人がいるんやないんかなって。 そう思うんは私だけなんやろうか。