俺の大きな恋心。






そう言った瞬間、何かに圧迫された。



その正体に気づくのにはそんなに時間は必要なかった。



「良かったよー!初めての生徒だったから、すっごい緊張したよー!」



泣きながら、俺にしがみついてる桜田さん。

今すぐどうにかしちゃいたいけど、ここは兄貴たちの前。




……できる訳ない。




「桜田さん、海行きましょ。」




そっと桜田さんに耳打ちすると、コクリと頷いてくれた。




「ちょっと出掛けてくる!」




そう一言残して、家を飛び出した。