「そんなことを言うから『作り話』に思われるんだ」
「言ったはずだ、『任せる』と。私は私の好きに話すだけだよ」
「そうか。ならもう行け。そろそろあいつらがつぶあんどら焼き買ってきてくれる頃合いだろうし、お前の『下らない話』をあいつらに聞かせたくはない」
「つぶあんどら焼きか、私はこしあんが好きでだな」
「だから話を蒸し返すなって、いいから行け……」
「“五番目”折り入っての頼みならば、聞かないわけにもいくまい。では、また。いつになるか分からない再び(また)にせよ、それまで死んでくれるなよ、“五番目”。君は私にとってかけがえのない存在で――」


