「聞く分には傲慢なことでしかないがな。忠告するなら、くれぐれも『どれ、謝りたいなら謝れ』と上から目線で行くなよ。お前にとっては、あいつが謝りたいと見透かした上でのことでも、その態度を出した瞬間に『こんな奴に謝るものか!』と謝りたい気持ちも失せるから」
「“五番目”の忠告ならば、聞き入れよう。さて、ああ、すっきりした。満足だ、やはり何かを話すには“五番目”が最適だな。他の者たちは私を過度に敬うか、過度に疎むかとどちらだから、どうにも話した気にならない。前者はただ『その通りです』と言うだけで、後者はただ『……』と無視を決め込む」
「『とことん喋らせる』においてだったら、お前を崇拝するものでも満足できそうだがな」


