ヤンデレパーティー



「ああ、私の愛情とは、その実、“可愛がる”ことなのだろう。熱愛ではない、溺愛止まりだ。ただ可愛いだけ、愛はあっても人間を対等とは見ない、弱いからこそ思う愛(め)でたさ。ヤンデレには程遠い、あれは愛する対象者を絶対的として――対等以上に見るからこそ、『君のために何でもできる』と狂えるそうだ、何でもの限界を無視してまで、愛の対象者がいるならできると思うそうだ。

私とは違うな、私には限界などないが、私は『絶対的存在だから何でもしたい』だなんて思わない。『愛でたい子だから何でもしてあげても良い』と、ふむ、言葉にするからに上から目線というものになるな。


いやいや、これには気づかされた。今まで気づかなかったのが恐ろしくなるほど、気づかされた。ヤンデレを語るには私はまだまだ幼いようだ。ああ、いや、決して幼くはないが、愛についての認識が甘かったのは否めない」