ヤンデレパーティー



「それこそが矛盾だ。分かっているじゃないか、どんなに伝えたくとも、伝えた時点でお前は“創作の産物”に過ぎない。そうとしか認識されない。地上に降りた神など、それはただの人間だ。お前も案外、粋がっているだけの変人なだけかもな」


「そうだろうね。そう見えるだろう。こうして私が自己主張したところで、これは創作の一部に過ぎないと思われる。単にアレの妄想が行き過ぎただけとも、こんな妄想を書くアレを変人扱いする者も現れるはずだ。仮にアレが、書いた覚えがないと否定したところで、いやいやきちんと形に残っていると、やはり私は創作物扱いをされてしまう。

アレとはそれなりに縁があるからこそ、私のせいであまりその名に泥を塗りたくないが、それでも語りたくなった。喋りたくなったのだ。

挨拶する場がこんな場所なのは少々残念なことでも、オールドワンとしての存在を誰かに刻みたくなった。

刻まずにいたら、黙っていたら、私は本当に“いないモノ”になってしまう。現に、この場にいることで私は私の存在を誰かに認識させることができた」