「『殺す』じゃなくて『解体』だなんて、何故かしらぁ。ものすごーく、瓦を割りたい気分になるわぁ」
ぐぐっと血管が浮き出るほどに拳を握るAを、朱耶はまあまあと宥めた。
「にしても、本当に何があったのですか、十束。アタリ交換は恥ずかしいこと……みたいですけど、恥ずかしさ味わったなら、アイスを持ってきてもいいのに」
「ええ、行きましたよ。アイスのアタリ棒を交換に。時間的に、晩御飯の食材買いに来た主婦でごった返したスーパー。レジには長蛇の列で、しかもか本日は、1000円分レシートでトイレットペーパー一個と交換できますよキャンペーンなるものをやっていたからか受け取りをするサービスカウンターにも、レシート握りしめた主婦たちが並んでいました」


