戻れないよ、とやけに冷えた口振りで朱耶は言った。
「Aちゃん。Aちゃんがいつもお見舞いに来て、そうして私のためを思って毎回、『いつまで続けるの?』って聞くけど、私の答えはそれこそ『死んでも同じ』だよ」
「分かっているわ……。そうね、今度からはもう聞かないことにする」
「聞かないじゃなくて、お見舞いに来ることもないよ。――気持ち悪いでしょ、私……ううん、私たちの関係」
「ええ、確かに、私には理解できない関係だけど――だからと言って、私が朱耶ちゃんの友達をやめるつもりはないわ。
私ね、友達を大事にするいい子なのよぅ」
「Aちゃんも変わり者だねぇ。でも私もAちゃん好き。彼の次に好きだから、本心言えば、来てくれることがすっごい嬉しいんだぁ」


