ヤンデレパーティー



これがもしも変態変質者の部類なら、朱耶に言わず、こっそりとつけて一人で悦に浸るところだが、当人に許可を取るあたり後ろめたさはない、ただの守りたいから来る感情だった。


「部屋に泥棒が入ってきたり――なんてありませんけど、体調悪かったり、過呼吸があった時はすぐにかけつけてくれて、ええ、本当に助かりました。

これも正直、最初は戸惑いましたが、きちんと私に配慮した位置にカメラが取り付けられているんですよねぇ。

彼に映像見せてもらいましたが、あそこのところに、見えます?あそこなら、天涯で私の姿は見えないようになってますから、プライベートがまったくないわけではないですし。どうしても見られたくないなら、こっちでカメラの電源も切れるんですよ」


朱耶が指差す天井付近。余所様の天井など見上げるまで分からないし、意識もしないところにカメラはあった。