ヤンデレパーティー



「……」


単なる脅し文句かと冗談で返したのに、まさかの発言には絶句した。


カメラがあると言われ、ぞくりと鳥肌が立つほど。


「お嬢様、では、俺は行きますが。くれぐれも用心を。すぐに戻ってきますね」


「はい。気をつけてください」


怖気を覚えるAとは対称的に朱耶たちは至って普通。


見る側の十束にしたら警護のためと効率的な策として犯罪とも思ってないからの普通にしろ、見られる側の朱耶がこうも自然にいられるのが不可解だった。


逐一監視されている。表向きは警護にせよ、事実だけを突き詰めればその通り。プライベートなんてあったものじゃないのに、どうして。