「……、どこのスーパーだ」
大の大人がスーツ着てスーパー行くだけでも目立つのに、しかもかアタリ棒交換のためだけに行くとなるとかなりの好奇。
それでも、朱耶のためならば造作もない、強いて言えば、Aのために動くも不本意ながら混じるのでそこが突っかかるわけだが。
結果として、おつかいは十束に任せられた。
「すぐそこのスーパーよ。大きいのあるじゃない?」
「ああ、分かった。……言っておくが、くれぐれもお嬢様に変なことをするなよ。見ているからな」
「まあ、変態ぃ。カメラでも仕込んでいるのかしら」
「ふっ、常識だ。俺がいない間でも、お嬢様の危険を早く察せるよう、カメラはつけている。ケータイからいつでも確認できるからな、お嬢様に指一本でも触れたら、炙り殺す」


