ヤンデレパーティー



「本当に、ああ、ほんとうに、だ。恋とはこんなにも温かく、愛とはこんなにも情熱的で。想うだけで乱れてしまう、呼吸も、鼓動も、意識さえも……!

苦しい、なんて苦しいんだ!もう僕は僕でいられなくなる、彼女を想うだけで僕の全てが彼女に染まっていく!

ああ、ああぁ、愛しき神よ、僕の愛すべき神よ。苦しみ抜いてもまだ僕は“苦しみたいと願う”。自我が貴女に犯されようが、僕はきっとまだ、貴女に愛を囁ける。

この苦しみこそが病み付きなのだ!愛とは蝕むもの!意識から体さえも縛り、決して貴女は僕を離してくれない!

いいっ。いい、いい、いいんだっ、それで!僕は貴女の虜でありたい!僕はこんなにも苦しいのだから――こんなにも苦(愛)しいのだから!」