「「「「は!?」」」」
声を出したのは、私ではなく。
後ろのお兄ちゃんたち。
皆目をまん丸にして驚いている。
というか、私も驚いている。
「翔ちゃん・・・その、付き合うって・・・」
「交際」
「ですよね・・・」
「オレ、雪が好きだ。妹としてとかじゃなくて・・・女として」
「でも、翔ちゃん・・・彼女さんたくさんいるんじゃ・・・」
「もう切った。雪が好きって気づいてから雪以外の女・・・どうでもよくなちゃった。で、返事は?」
「え・・・その・・・・・・」
翔ちゃんにつかまれた手。
逃げる選択肢はなし。
目の前には見たこともないような真面目な顔の翔ちゃん。
どうしよう・・・。
今の状況どうとらえてるか、自分で分からない。
私の頭がパニックを起こす中で、また事件発生。
「待った」

