「美味しくない!?」
「美味しいっ!!」
「その、ストロベリーチーズケーキのクレープ1口頂戴」
「じゃ、チョコバナナホイップ1口頂戴」
お互いあーんして、1口づつ。
そして、お互い顔を見合わせて噴出した。
お互いほっぺにホイップクリームがついていて、おそろいだね。
なんて言ってみる。
本当に、優香っていい子。
とか、思っちゃった。
友達にいい子っておかしいかな、ていうか、今激しくそう思うんだけど。
いい子いい子ー。
優香最高ーって。
「何か、幸せーって顔してる。そんなに美味しかった?」
「美味しいんだけど、いや、優香がいい子だなーって」
「何それ。照れるから!」
「へへ、可愛いー」
「いやいや、雪のが可愛いよ!」
「優香のが可愛いって!」
「いや、雪のが・・・って、何で私たちお互い褒めあってるんだろ」
「本当にそうだねっ」
「ま、拉致があかないから・・・お互い可愛いってことで!」
上手く収めた優香の顔は、ドヤ顔。
その顔も可愛いと思った。
私、男だったら1000%、優香に惚れちゃうなー。
「あ、そうだ。お兄さんたちとどう?」
「どう? って」
「仲いいとか、悪いとか」
「小夏くんは、毎日学校まで送ってくれるし・・・お兄ちゃんは毎日ご飯作ってくれるし・・・翔ちゃんはお菓子買ってくれたりするし・・・巧くんは髪乾かしてくれるし・・・恭ちゃんはなんか優しい」
「何か・・・ノロケ聞いてる気分」
「彼氏じゃないからっ! お兄ちゃんたちのことだから、ノロケじゃないよ!」
なんて自分でいいつつ・・・。
ノロケなのかな。
なんて考えちゃってた。

