Change The World

目の前にある、王座。


昔、王国があったが滅び残った城にある王座だとか…。


その王座に座っているのはイングレス閣下。


「急に呼び出して悪かった…。ネルベス。」


王座から立ち上がり頭を下げようとする。


「そんな!!おやめください。それでご用件とは…??」


窓から空を見つめるイングレス。


「そうだったな…。急な話しだが、闇の国…マライヤに偵察に行ってきてほしいのだが…。」


「偵察ですか…??」


今まで偵察など行ったことがなかった。


やはりマライヤが活発化しているせいだろうか??