Change The World

一体何を探しているのか…。

そろそろ城に帰ろう…。


この高い崖からアルーの森にはかなり離れている。





アルーの森についた時にはもう昼に近かった。


記獣はでてくるだろうか…。


「きゃぁぁ…!!」


森の奥から女の叫び声が聞こえる。


声がするほうに向かうと銀の髪の少女とヒュドラのような形をした獣―記獣がいた。その近くには神獣??

「なぜ神獣が??」

槍を手にし、振り回し記獣を追い払う。


「…大丈夫か!?」


気を失っているのだろうか…??


声をかけても反応がない。



神獣は少女にくっつき離れようとしない…。
それどころか威嚇をしてくる。


「大丈夫だ…向こうに行け。」

神獣は離れた。