「住んでたところがド田舎だったから 近所の人のことはだいたい分かるし噂もすぐ広がるから 『狐を飼ってる』なんて一瞬で広がるはず、 だけどそんな話一切聞かなかった」 「ふーん。じゃあ、アレだ。狐に騙されたんだよ、千夜は」 「え、騙された?」 「きっとそれ枯れ葉かなんかだよ」 ニヤニヤと嫌みな笑みを浮かべて実絵は勾玉をつついた。