真剣に悩む凉をみて、また胸が痛んだ。 でもだからこそ、私は何か言うことしかできなかった。 なにやってんだろな。 2人のこと応援するようなこと。 「…じゃあ、アクセサリーとかは?」 少し考える表情をしたあと、言った。 「…いいな、それ。うん、それにしよう!」 「彼女も、きっと喜ぶんじゃないかな。」