「坂本も私と同じか…。好きな人にさ、好きな人のこと話されると辛いよね。」 「そうだな。俺そんなのしょっちゅうだよ。」 坂本も、ずっと同じような想いを抱えてきたんだな…。 なのに、一度もそんな素振りを見せない。 「ねえ、どこまで行くの?」 街にある大きなツリーのイルミネーションを見るのだとばかり私は思っていた。 だがしかし。 ツリーはとっくに過ぎている。 そして一向に止まる気配も感じない。