目を見開いて、びっくりしたような顔をしてる。 でもすぐさっきまでの無表情に戻った。 「じゃあ俺もこれがいい。」 「坂本も?それなら、お互い相手のを選んで交換しようよ。」 「わかった。」 坂本のことを考えて、真剣に選ぶ。 好きな色、なんだったっけ? 凉は黒と赤だ。 …今頃、どうしてるんだろう。 いちいち凉のことを考えてしまう自分が嫌だ。 今は坂本と居るのに。 私の心は凉に支配されたまま。