君にずっと片想い




「坂本には敵わないなぁ…」



俯きながらそう言った。


視界がだんだんと歪む。

地面に何かが零れ落ちた。



胸が苦しい。

この前、あんなに泣いたのに。


溢れだしたそれは、止まることがなかった。




すると、腕を引かれ、私は強く抱き締められた。



細いわりに筋肉のついた体。

しっかりした腕。



ああ、男なんだな。
そう感じさせられた。