大丈夫、なのかな…。 心配していると視線に気付いたのか、にこりと笑って見せられた。 「見回りは俺らの仕事だ。当たり前なんだよ」 『それでも、助けてくれたのには違いないんで』 「…変わった奴」 至って普通ですが。 「まぁ座りなさいよ」 「別に取って食うワケじゃねぇからさ」 「え?」 そう聞き返した金髪くんに赤髪くんが頭を叩いた。 「いってぇ!何で!?」 「黙っとけ」 「ヘイ…」 あれ…なんかイジケ出したぞ…。 大丈夫か?アレ…。