「亜依ちゃんは練習しなくても上手でしたしね。」
昨日、亜依ちゃんは早速シンデレラの人形をつけて台本を一通り読み上げていたんですが、さすが亜依ちゃんでした。
シンデレラになっているかのようでした。
「俺さ、松下についていけそうな気がしないんだけど、俺が王子でいいのかな?まぁ男は1人しかいないけど。」
「清水くんはヒーローですよ!」
「そう?でもヒーローっていうより王子だけどな?」
「ヒーローですよ!!」
あの時から清水くんは私のヒーローです。
電車の中で転んでしまった時、助けてくれたんですから。
「…うん。じゃあヒーローでいいや。」


