脇役がヒーローに恋をしました。





「じゃあ清水くん待たせてるから、バイバイ!」

「うん。見学楽しんでね!」



「おまたせしました。」

「ほんとだよな。」

「ごめんなさい!!」

「え!冗談だって!」



清水くんってこんな冗談とか言う人なんだ。

「ところで、人形劇部ってどこ?」

「あ、えーっとそれは………」



えーっと……
えーっと……


「もしかして分からない?」

「えーっと、そうかもしれないです…。」

「マジか…。じゃあ先生に聞きにいく?」

「そうですね。職員室って分かります?」

「うーん…。俺行ったことねぇーからな。」



行ったことないって、分からないってことですよね?


なんか、人形劇部の活動場所に着ける気がしません…。



「…あ!仲川先輩!」


誰か知っている人でも居たのか、どこかへ駆けていく清水くん。

彼を視線で追っていると、行き着いたのは小柄で髪型が茶色のボブの女の人の元だった。


なんだか、楽しそうに話してる…。