「愛優チャンかわいそ過ぎじゃん… 契約成立の為に死ぬ為に産まれて来たってこと。で、その上靴はどこにあんの?」
愛優の寿命が約半年?
契約成立の為に生かされてる?
そんなの絶対に信じたくない…
『上靴はこの警察署で…「ちょっ、その上靴あたし聞いた事ある!突然片方だけ行方不明になったとか?」
『そう、その上靴です』
「やっぱりーあたし上靴は上靴でもなんかあると思ってた」
「もう片方… 探すしかないな」
『どうやって…』
なんの手がかりもない
突然消えた上靴を探す
それはそんな簡単な事じゃない
「んー」
「陸、手がかりもない物無理無理」
「けどなー、面白そうな事件じゃん」
俺達がそれぞれ頭を悩ませていた
その時
ー ガチャ ー
突然特殊部署の入り口のドアが開き
『……。』
誰かが入って来た


