「だから謝ったじゃんしつこい女〜」



「おばサン謝ってる態度に思えない!!」



「なあ結城」



陸は


また言い合いを始めた
愛優と玲奈を無視して



『あ、はい』



俺にこそっと耳打ちをする



『…え?』



陸が俺に耳打ちした内容は



" 愛優をちょっと借りたい "



そんな
内容で



『駄目に決まって…「確かめたい事があるんだよ。結城も居ていいからさ」



『…確かめたい事?』



「頼むよ〜結城チャン♪」



俺は意味深な陸の笑顔に
首を傾げながらも静かに頷いた…



その瞬間



「愛優チャンごめん!」



「へっ?」



陸は思いっきり愛優のお腹を殴り



『ちょっ…陸サン愛優に何を… 』



「借りたいって言ったろ?」



お腹を殴られ気を失った
相手を抱き担いだ陸は…



愛優の体を奥の部屋へと連れて行き



「よいしょっと」



静かにソファーへ横にならせる



『陸サン!!!』



気の失った愛優を見て
気がきじゃない結城は



陸がこれから何をするのか
内心ハラハラドキドキ状態



「陸ーそれやって大丈夫な訳?」



そんな中



玲奈は


陸がこれから何をするか
わかりきっている様子。



「寝たら大丈夫♪」



『……。』



数回深呼吸をした陸は



俺と玲奈の目の前で目を閉じ



横になっている愛優の
胸の上に手をかざした