ブログ女 ーAyu Official Blogー 2



「もしかして結城?」



『…え?』



マスターと話す中



突然


俺の背後から声を
掛けて来たのは..



「やっぱり、結城じゃん!元気にしてた?」



俺の学生時代の友達



『達也…』



「久しぶり!お前全然変わってねぇな~元気か!?」



『…相変わらずかな?達也こそ元気にしてた?』



「俺はこの通り、滅茶苦茶元気♪それよか結城~俺、昨日自分で髪染めてさ~見て!時間置きすぎて金色に近い色になっちまった…あはは♪」



『……。』



「なぁなぁ結城、隣座って良い?」



『どうぞ』



「でさでさ、聞いてくれよ!俺この前な~」



相変わらず賑やかな奴だなあ…
そう思いながら苦笑いを浮かべ



マスターに出来た酒を貰い
達也の話しを聞く結城。



『…で、達也今日は1人?』



「あ、やべ… 結城よく言ってくれた!向こうに連れが居るんだった。いや~トイレ行った帰りに結城に似た奴がいるな~と思って来たらお前だったから」



『……。』



「結城、連絡先教えて!またゆっくり話しでもしようぜ♪」



結城の連絡先を聞いた達也は



「じゃ、また連絡するから!じゃあな♪」



手を振り台風のように去って行った