「もしかして結城?」
『…え?』
マスターと話す中
突然
俺の背後から声を
掛けて来たのは..
「やっぱり、結城じゃん!元気にしてた?」
俺の学生時代の友達
『達也…』
「久しぶり!お前全然変わってねぇな~元気か!?」
『…相変わらずかな?達也こそ元気にしてた?』
「俺はこの通り、滅茶苦茶元気♪それよか結城~俺、昨日自分で髪染めてさ~見て!時間置きすぎて金色に近い色になっちまった…あはは♪」
『……。』
「なぁなぁ結城、隣座って良い?」
『どうぞ』
「でさでさ、聞いてくれよ!俺この前な~」
相変わらず賑やかな奴だなあ…
そう思いながら苦笑いを浮かべ
マスターに出来た酒を貰い
達也の話しを聞く結城。
『…で、達也今日は1人?』
「あ、やべ… 結城よく言ってくれた!向こうに連れが居るんだった。いや~トイレ行った帰りに結城に似た奴がいるな~と思って来たらお前だったから」
『……。』
「結城、連絡先教えて!またゆっくり話しでもしようぜ♪」
結城の連絡先を聞いた達也は
「じゃ、また連絡するから!じゃあな♪」
手を振り台風のように去って行った


