高速の渋滞にかかり 本来車で4時間の帰り道を 6時間もかけて地元に到着 『……。』 すっかり日も暮れ 世間は暗闇に包まれた そんな時間に江波家へ 萌チャン家の近くの コインパーキングに車を駐車した結城 車に乗せてたお香と塩 懐中電灯 そして 石をポケットに入れ 無言で車から降りる これから何があっても動じない そう心に誓い 1歩また1歩、重い足を動かし 人気のない 街灯の明かりだけの 暗い静かな道を進み 今は空き家になっている江波家へ向かう…