一方的に切られた電話 『なっ…』 電話越しのやりとりを聞いて 血の気が引いて行くのが解る 叫び声 あの声は確かに 由佳サンの声だ 震える手で慌てて携帯を ポケットに投げ入れた俺は 突然死した男の車に集まる 人混みをかき分け車に戻り 『由佳サンどうか無事で…』 来た道を引き返した