" …あ、亜優奈をどうする気!? "
鎌を
利き手に持ち替えた
健司に対し優樹菜は
亜優奈を抱いたまま
ゆっくりと後ずさり
健司を睨む
" 優樹菜…どうしてそんな顔するの?優樹菜は俺の為に亜優奈を産んでくれたんだろう? "
" ち、違う…健司じゃない。そ、その鎌で亜優奈に何をするつも…キャァ、ッ… "
優樹菜の手から無理矢理
亜優奈を奪った健司は..
優樹菜を部屋の外へ追い出し
中から鍵をかける。
‐ ドンドン ‐
" ねぇ健司、お願い鍵を開けて!一体何をするの?止めて…止めて… "
優樹菜の言葉は無視
健司は、ベッドに寝かせた
亜優奈の首に鎌を当てて
ニヤリと笑う
" 亜由美、もうすぐ、もうすぐ亜由美の体が出来る… "
何か感じ取ったのか
突然泣き叫ぶ亜優奈
それを見た健司は
鎌を床に置き
一度亜優奈から離れ
また何かを取り出す為
クローゼットを開ける。


