ブログ女 ーAyu Official Blogー



" 大丈夫、手は自由にしてある…ほら亜由美、怖くない。よく見て…お父サンだよ "



カタカタと


震える亜由美を見て
にっこり微笑む健司



そんな中



‐ ピンポーン ‐



インターホンが鳴る



" …たく、こんな時に誰だよ?亜由美ごめんね、ちょっと待っててね "



父親はため息を吐き
部屋から出て行った



その隙に



枕の下からノートを取り出し
ノートに挟んであった鉛筆で



日記を書き始める..



『……。』



そう。



亜由美が書いているのは
あたしと結城が見ていた




8月19日







亜由美の最後の日記