ブログ女 ーAyu Official Blogー



「早くここから出なさい!」



あたしは


警官数人に
腕を掴まれ



『健太はさ生きる為に1人で病気と戦って来たんだぞ!?…そんな健太が…こんな…』



無理矢理部屋から



引きずり
出される



そんな中



ア ハ ハ



『……。』



目の錯覚?



健太が居た


ベッドの横の窓に
亜由美の姿が映る



キ ャ ハ ハ



亜由美は



ボロボロになった
あたしの姿を見て



ブサイク ナ カオ



ケラケラ笑う



『…るさい』



頭の中で響き渡る
亜由美の笑い声..



『うるさい、うるさい、うるさい、うるさい!!』



「うるさいとは何だ!?ここは君の入っていい所じゃない、いいから早く出ろ!」



警官は亜由美の姿が
見えていないらしく



突然うるさいと
怒鳴るあたしに



怒り口調で話す



『…健太と…水族館行くって…病気が治ったら…約束した…返せ…健太を返せえぇぇえぇ!!』



亜由美に対して
何とも言えない



言葉に出来ない



色んな思いが



あたしの中で爆発する